薄毛治療の遺伝子検査

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AGA遺伝子検査について

AGA遺伝子検査の結果から何が分かるの?

一体、AGA遺伝子検査から何が分かるのでしょうか?

 

AGAの発症リスク

AGA遺伝子検査からは「薄毛の原因が男性ホルモンであるのか?」「将来、AGAになる可能性があるのか?」という、AGAの発症リスクを調べることができます。

 

薄毛の原因が男性ホルモンであればAGA(男性型脱毛症)と断定できます。また原因が分かれば治療方法も明確にできるので、メリットは大きいですね。

 

しかし、将来的にAGAになる可能性が高いというリスク診断は、すでに薄毛の方には意味がないのかなと思います・・・。

 

フィナステリドが効くのか?

また、AGAの治療薬である「フィナステリドで効くのか?」ということが分かります。こちらの検査内容の方が意味が大きいですね。

 

AGA治療にとても有効なフィナステリドが効くのかを事前に調べることができれば、より効率の高い治療をすることができます。

 

フィナステリドの効果が低いと診断された場合には、発毛成長因子を注入育毛メソセラピーなどの治療を検討しましょう。

AGA遺伝子検査の方法は?

遺伝子検査の方法はとても簡単です。検査方法は病院によって違いますが、主に次の方法があります。

  • 口内粘膜を綿棒で採取して検査する方法
  • 毛根が残った状態の毛髪を3〜4本採取して検査する方法
  • 採血をして検査する方法

 

があります。遺伝子解析に必要な量さえ取れれば、どの方法でも正確に検査ができるので心配ありません。身体のどの部分でもDNAは同じなので当たり前ですが・・・(笑)

 

採取した粘膜などの試料を外部の遺伝子検査機関に委託をするという形になるので、検査結果がでるまで3〜4週間の期間を要します。

 

判定方法

AGA遺伝子検査では、アンドロゲンレセプター遺伝子(男性ホルモン受容体遺伝子)を調べます。

 

アンドロゲンレセプター遺伝子は、2本の規則正しい鎖状のらせん構造になっています。その「らせん構造」についている4つの塩基『アデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C)』の配列によってDNAが構成されています。

 

AGA遺伝子検査では、アンドロゲンレセプター遺伝子領域(AR領域)の、CAG(シトシン・アデニン・グアニン)とGGC(グアニン・グアニン・チミン)のリピート数を解析します。

 

 

CAGリピート数でフィナステリドの効きやすさが分かります
CAGが23以下 フィナステリドが効きやすい
CAG24、25、26 標準的
CAGが27以上 フィナステリドの効果が出にくい

 

 

CAGとGGCの合計でAGAの発症リスクが分かります。
合計が38以下 AGAの発症リスクが高いアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)の感受性が高い
合計が39以上 AGAの発症リスクが低いアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)の感受性が低い

とされています。

 

CAGとGGCの繰り返し(リピート)が少ないと、アンドロゲンレセプター遺伝子の合成率が高くなり、毛母細胞内のアンドロゲンレセプター遺伝子が多くなり、男性ホルモンの影響を受けやすくなり薄毛・AGAが進行しやすくなると言われいます。

 

AGA遺伝子検査の信憑性は?信じていいの?

AGAの発症リスクについては?

AGAの発症リスクに関しての信憑性は低いと考えて問題ないでしょう。

 

というのも、CAGとGGCのリピート数の間には相関関係はないようです。1990年代に行われた少人数(約100人程度)での試験で、AGA患者におけるCAGのリピート数が少なかったとの結果報告がされ、一気に信憑性が高まりました。

 

しかし、その後2000人のAGA患者と1000人の健常者を比較したところ、CAGとGGCリピート数とAGAの発症リスクには相関関係が認められませんでした。

 

フィナステリドの効果については?

AGA患者、約150人を対象にした試験で、CAGリピート数とフィナステリドの効果の相関関係を調べた結果、CAGリピート数が23.5以下のAGA発症者にフィナステリドが効きやすく、リピート数が低いほどフィナステリドの効果が高いとの結果が出ているようです。

 

【参考資料】https://biosciencedbc.jp/dbsearch/Patent/page/ipdl2_JPP_an_2009061133.html

 

CAGが23以下でフィナステリドが効きにくい方は育毛メソセラピーたHARG療法などによる治療を検討しましょう。

AGA遺伝子検査の費用を病院別に紹介

AGA遺伝子検査の費用は病院によってまちまちです。また希望者だけという病院が多く、必須の検査ではありませんが、主なクリニックでの検査費用を紹介します。

 

Dクリニック

AGAリスク遺伝子検査・・・19,000円
アンドロゲンレセプター遺伝子検査・・・19,000円

銀座クリニック    18,000円
聖心毛髪再生外来 20,000円
湘南美容外科クリニック 14,000円

AGA遺伝子検査キットという方法もある

病院で遺伝子検査をする方法の他に、遺伝子検査キットを使う方法もあります。

 

まだ現状において薄毛ではない方が病院で検査を受けるのは抵抗があるのかもしれませんよね?

 

そこでオススメするのが自宅にいながらAGA遺伝子検査ができる「AGA遺伝子検査キット」です。口内粘膜を自分で採取して郵送すれば3週間程度で検査結果が郵送されます。

 

郵送による遺伝子検査は、「病院で受ける検査よりも精度に欠けるのでは?」という方にいますが、全くそのようなことはありません。病院での遺伝子検査も外部機関に検査を委託しているので、同じことですね。

 

ただ、AGA発症リスクの結果の信憑性は低いので参考程度にとらえておきましょうね。アマゾンで13,000円前後で購入することができます。

>まとめ

AGA遺伝子検査は受けた方が良いのでしょうか?

 

これから病院でAGA治療を始める方は、AGA遺伝子検査を受けることをおすすめします。

 

AGA治療薬としてメインに使われるフィナステリドが「効くのか?」「効かないのか?」を事前に知ることが出来るのは、メリットが大きいことです。

 

フィナステリドが効くのであれば、内服薬治療ができるので治療費を抑えることができますし、フィナステリドが効かない方には、多少費用はかかりますが、初めから育毛メソセラピーによる治療を選ぶことができます。

 

「内服薬治療を試してみたけど、効果がないので育毛メソセラピーにした」ということになれば、内服薬治療に使った費用も時間も無駄になってしまいますよね。

 

そのような無駄なお金を使わないためにも、初めにAGA遺伝子検査を受けることをおすすめします。

 

ただし、「まだ薄毛・AGAにはなっていないけど、将来、薄毛になるのかを知りたい」という理由でAGA遺伝子検査を受けることは、あまりおすすめしません。AGA
が発症リスクには正確性が認められていないからです。

 

「参考程度でもかまわないので知りたい」というのであれば、郵送でできる遺伝子検査キットが手軽に調べれるので、おすすめです。

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